クラシックピアノの名曲をランキング形式にして10曲厳選しました。
クラシック音楽初心者の人でも聴きやすい、とにかく癒されるピアノの名曲だけを集めました。
それではどうぞ。
癒しのピアノ 名曲ランキング10位
◆亜麻色の髪の乙女 : ドビュッシー
亜麻色の髪の乙女はフランス印象派を代表する作曲家ドビュッシーが1910年に作曲した
「前奏曲集第1巻」の中の第8曲目です。
フランスの詩人リールが発表した同名の詩に曲をつけた未発表の歌曲に基づいて作曲されています。
出だしから優しい旋律に癒されるにゃー。
癒しのピアノ 名曲ランキング9位
◆水の戯れ : ラヴェル
水の戯れはフランスの作曲家ラヴェルが1901年に作曲した曲です。
楽譜の冒頭には
「水にくすぐられて笑う河神」
というフランスの詩人レニエの詩の一節が書かれています。
ピアノ音楽の印象派の幕開けを告げる作品としても知られています。
噴水の美しい水の動きが目に浮かぶようだにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング8位
◆ジムノペディ : サティ
ジムノペディはフランスの作曲家サティが1888年に作曲した曲です。
ジムノペディとは古代ギリシアの神を讃える祭典に由来していて、サティはこの祭りの様子を描いた古代の壺を見て曲想を得ました。
この曲には癒しの効果があるので精神科で心理療法の一環として用いられることもあります。
なんだかとてもとろーんとしてきたにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング7位
◆トロイメライ : シューマン
トロイメライはドイツの作曲家シューマンが作曲した
子供の情景という小品集の第7曲目です。
この小品集は
「大人が子供の頃を思い出す」
ことがテーマになっていて他にも
「鬼ごっこ」や「幸せいっぱい」などかわいらしい名前の曲がいくつもあります。
その中でも特に有名なトロイメライは「夢」という意味を持っています。
小さな頃を思い出してノスタルジックになったにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング6位
◆別れの曲 : ショパン
別れの曲で知られるこの曲はショパンが作曲した練習曲作品10の第3番です。
練習曲といっても芸術性は高くその中には有名な
「革命」や「木枯し」などもあります。
別れの曲は
「これほど美しい旋律を作ったことはない」
とショパン自身が語ったとされる名曲です。
切ない気分になるにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング5位
◆愛の夢 : リスト
愛の夢はリストが作曲した3つの曲からなるピアノ曲でここでは特に有名な第3番を紹介します。
この曲はドイツの詩人フライリヒラートの
O lieb so lang du lieben kannst
(おお、愛せるだけ愛してください)
という情熱的な詩に基づいて書かれた歌曲を、作曲者自身がピアノ独奏用に編曲したものです。
とってもロマンチックだにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング4位
◆悲愴より第2楽章 : ベートーヴェン
この曲はベートーヴェンが1798年ごろ作曲したピアノソナタ第8番です。
運命などベートーヴェンの曲の標題は後世の人がつけることが多いですが、
この曲の標題「悲愴」は初版譜には既にあったため、ベートーヴェン自身が了承していた標題と考えられています。
泣けてくるにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング3位
◆月の光 : ドビュッシー
月の光は1890年ごろドビュッシーが作曲したベルガマスク組曲の第3曲目です。
当初のタイトルは「感傷的な散歩道」でしたがのちに、月の光へと変えられました。
「月の光」という言葉はヴェルレーヌというフランスの詩人の「艶なる宴」詩集の中の同名の詩に基づいています。
静かな夜の散歩道に月の光が輝いているようだにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング2位
◆6つの小品より間奏曲 : ブラームス
この曲はブラームス最晩年の作品の一つで小品集
「6つの小品」の第2曲目です。
この曲を書く前年には親しかったピアノの弟子でもあった友人を失くしており、そういったこともこの優しい曲想に関連していると考えられます。
胸の奥がだんだんと熱くなってきたにゃ。
癒しのピアノ 名曲ランキング1位
◆ノクターン第2番 : ショパン
この曲はショパンが作曲した21曲あるノクターン(夜想曲)の中の第2曲目です。
ショパンのノクターンはどの曲も大変美しいですが、シンプルでいて甘美な旋律を持つこの第2番はその中でもとりたてて有名で人気があります。
夜にぴったりで切なくなるにゃ。
まとめ
順位は私の完全な独断ですが、どの順位の曲も本当に癒される名曲ばかりだと思います!
1つでも気にいった曲が見つかってくれたら嬉しいです。
以上癒されるピアノの名曲ランキング【10選】でした。
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